理事長挨拶

理事長挨拶

神奈川県生コンクリート品質管理監査会議 理事長 岩崎 英毅

 日頃、当工業組合の製品にご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
また、生コンクリート品質管理監査制度に多大なご理解を賜りありがとうございます。
 今回は67工場を対象に監査を実施致しました。従来同様、全国生コンクリート品質管理監査会議の定めた全国統一基準に基づき、厳しく監査を実施、また、前回より実施した骨材の現認も継続実施、再発防止に留意致しました。尚、今回より全対象工場に外部監査員による監査を導入実施し、監査の中立性・透明性・公平性の一層の向上に努めました。
 さて2年前、管内生コン工場からJIS外溶融スラグ混入骨材使用の不適合生コンが出荷され、ユーザーの皆様に多大な混乱とご迷惑をかけるという誠に遺憾な事態が発生致しました。お詫び申し上げます。これにつきまして現在、関係各位のご尽力ご協力を頂く中、当該地区生コン協組主導で国交省認定を申請するなどの形で鋭意、物件の適正化を進めてまいりました。また同時に、ご迷惑をかけた施工者他関係の方々と当該生コン協組の間で補償に関するお話し合いがなされていると聞いております。関係諸官庁・自治体・建設業界関係者各位、地域の皆様のご理解を得て一日も早い生コン業界への信頼回復を念願致しております。宜しくご支援のほど、お願い申し上げる次第でございます。
 一方、生コン業界は国内インフラ充実拡大を支える建設業界殿のご発展と方向を同じくする業界であり、他業界同様、リーマンショック以来の国内経済低迷、需要縮小に大きな影響を受け、対応に注力しております。そんな中、新政権の「コンクリートから人へ」という思いもかけない視野の狭い、公平性を欠くメッセージの発信、及びその後のメディアなどを介した社会への波及により、長きにわたり日本国家の発展、インフラ基盤建設に欠くことができない重要資材の供給責任を果たしてきたと自負している私ども業界を構成する企業経営者、それを支える関係者の誇り・尊厳は大きく損なわれたと感じております。生コン産業も建設業などの他産業同様、国内インフラ発展・充実を支える重要パートであるということを是非、再認識頂けたらと念願致しております。
 生コン業界は需要低迷の中、現在、構造改善事業推進や新JIS改正などによる新たな投資と体制整備など、大きな環境変化にさらされておりますが、神奈川県に所在します私どもは、良質な製品を安定的にユーザーに供給する大きな社会的使命を負っているという認識を踏まえ、今後も一層、品質管理の充実・強化に努力してまいる所存です。ユーザー各位におかれましては、当工業組合の取り組みに是非ご理解頂き、生コンを使用する管内工事につきましては品質監査合格工場である当組合員工場製品をご愛顧賜りたくお願い申し上げます。
 また、組合員工場の皆様もコンプライアンス徹底の中、益々多様化するユーザーニーズに対応すべくご尽力をお願い致します。まずはご報告お願いまで。

神奈川県生コンクリート品質管理監査会議 理事長 岩崎 英毅