

東京都生コンクリート品質管理監査会議は、東京地区で製造される生コンクリートの品質の安定と信頼性の向上を図るため、生コンクリート工場への立入り検査を行い、品質管理に関する文書類および出荷生コンクリートの実地試験などを含む品質管理監査を行っております。
品質管理監査は、全国統一品質管理監査基準に準拠して行っておりますが、特に東京都生コンクリート品質管理監査会議では、各工場に出向く主監査員は第三者機関にお願いし、適正で偏りのない監査を行っております。また、コンクリート強度試験結果の呼び強度に対する比が著しく大きな値となった場合も減点の対象とし、品質が所定の適切な範囲に安定して得られるよう、厳しい規準をもって監査されております。これらの各生コンクリート工場の監査結果は、学識経験者、公共企業体等、施工者、生コンクリート生産者から構成される監査会議で審議し、合否の判定を行っております。このように、品質監査の中立性・透明性・公正性を維持するよう配慮されております。
東京都生コンクリート品質管理監査会議による合格判定工場には、全国統一基準による○適マークが交付されております。土木学会「コンクリート標準示方書」や日本建築学会「鉄筋コンクリート工事標準仕様書」をはじめ公共工事の仕様書などで、生コンクリート工場の選定に当たっては、○適マークを交付された合格工場を選定することが望ましいとされております。
コンクリート業界は厳しい経営環境にありますが、高齢社会における市民の安全と安心を確保する生活基盤の維持のため、効率の高い産業基盤を創出するための基礎資材として、コンクリート品質の信頼性がさらに揺るぎないものとなるよう努力が払われております。また、コンクリート構造物の安全性と耐久性を確保し、「ひとに優しく、ひとを護り、ひとを育むコンクリート」としての役割をさらに発揮するよう、一層の努力を払っていきたいと考えています。今後とも、関係各位のご指導をよろしくお願い申しあげます。
